従来の製品評価・コンセプトテスト・満足度調査は、すべての調査項目がひとつの階層に属しています。
狩野教授のモデルでは、調査項目(視点)は3つの違った階層に分かれるという前提に立ちます。
最低限どのブランドでも必要とされる共通な品質を「当たり前品質」。
最近の流行で、各ブランドが導入をはじめた項目を「努力品質」。
また、そのブランドのオリジナリティや差別性等に相当し、顧客を喜ばせるような項目を「感動品質」と定義します。
「当たり前品質」は
それがなかったり、足りなかったりすると不満感を強く感じるが、その評価が高くても、満足感を上昇させないのが特徴です。
例えば...
- 冷蔵庫の「食品が冷やせる」
- 洗剤の「洗濯物の汚れが落ちる」
- レトルト食品の「保存期間が長い」
「感動品質」は
それがあるだけでも、あるいはその存在感を高めればより魅力や満足の度合いを高めることができる。
しかし、それがなくても、あるいは存在感が低くても不満は生じないというものです。
例えば...
- 冷蔵庫の「食品がおいしく長持ちする」
- 洗剤の「除菌できる」
- レトルト食品の「有名店の味が食べられる」
「努力品質」は
評価が高ければ高いほど、不満度が減少し、満足度が上昇する項目です。
他のブランドよりも、より優れたもの/サービスを提供すると、顧客はそのブランドにシフトしやすいものです。
例えば...
- 製品価格

これらの考え方により、項目ごとの優先順位が明確になり、商品のリニューアルや、店頭での販促戦略に活用いただけます。


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